居食屋いわさわ女将!レイコの酒旅 【Vol.1 笹の川酒造】
居食屋いわさわ女将!レイコの酒旅
Vol.1 笹の川酒造
生酒(日本酒)と新鮮鮮魚をウリに郡山市で居食屋を営業。
せっかく生酒(日本酒)をウリにするならやっぱり、「蔵元」を知らなきゃ!という事で、酒蔵取材を通して本当のお酒の良さを知る旅に出ます!
まずは地元、郡山の酒蔵へGO!いつもお世話になっている会津屋酒店さんからの紹介で、初回は、笹の川酒造さんに決定!今回お話を伺ったのは、代表取締役専務の山口恭司さん(写真右)福島県酒造組合の副会長もされており、日本酒のパンフレットなどを手配していただいたり、色々とご協力くださいました!ちなみに、お兄様が10代目社長の山口哲蔵さんで、杜氏は社長夫人の山口敏子さん。最近増えてる女性杜氏の酒蔵です!
▲いわさわ女将
レイコ(左)
大の日本酒好き♡最近はウマカラ系がマイブーム。お店の日本酒は全てレイコの独断で仕入れてます!
▲笹の川酒造専務の
山口恭司さん(右)
生酒を敢えて熱燗にして飲むのが旨いのだそう。今度トライしてみます!
江戸時代からの歴史を誇る伝統蔵
創業明和2年(1765年)。…全然ピンと来ないですね!江戸時代真っ只中です。第10代将軍、徳川家治の時代!そんな昔から酒造りを行っており、今年で256年目?!当主である山口家にはさらに50年以上前の酒札の記録も残るという歴史ある蔵元です。
通称、「風の酒蔵」。水と緑豊かな阿武隈川を抱く安積盆地で、吾妻颪(おろし)と呼ばれる冬の寒風の中、清酒、焼酎、ウイスキーなど多くの人気商品を手がけています。
取材当日も、広ーい敷地に気持ちの良い風が吹き抜けていました。昔ながらの施設を大切に使用しており、伝統を感じます。
新しく建設中の建物もあり、まだまだ進化中なんだとか!
笹の川酒造 風の酒蔵1分ver.
詳しくは、こちらの動画をチェック!
笹の川酒造のイメージ動画。カッコイイです!!
こだわりの手造り麹
昔から日本酒造りでは「一麹、二酛、三造り(いちこうじ、にもと、さんつくり)」と言われるほど、「麹」は酒質に一番影響を与える大切なものと言われています。
笹の川酒造でも「麹」に重点をおき、平成6(1994)年には手造り麹専用の麹室を造るなど、こだわりを持って酒質の向上に邁進。
麹室という麹を造るための特別な部屋に引き込まれた蒸米は、そのなかで、カビの一種である麹菌を種付けされ、約2日間かかって麹となります。
動画でこの様子が見られますよ!ポンポンと振りかけているのが麹菌。なんだかこの映像を見ていると癒されるのは、私だけ??
笹の川酒造 製造工程
興味のある方はどうぞご覧ください!
製造工程が見られます。
地元農産物を原料に!
町興しに貢献
自分の米や野菜で造った酒が欲しいという農家の要望に応え、地元産米を使った日本酒造り、地元野菜を使った焼酎造りで地域活性化に貢献しています。
今回、いわさわ地酒フェアで取り扱う「天のつぶ 昔仕立て純米酒」も、地元産米「天のつぶ」という飯米を全量使用。
早速飲んでみると…おお!まるで、米を飲んでいるかのような!米の旨味、風味を活かした味わい。それでいて、重たくなく、キレが良い!
【今回ご協力頂いた蔵元】
笹の川酒造 株式会社
〒963-0108
福島県郡山市笹川1-178 (郡山駅から車で約15分)
URL:http://www.sasanokawa.co.jp/