居食屋いわさわ女将!レイコの酒旅【Vol.2 喜多の華酒造】

居食屋いわさわ女将!レイコの酒旅
Vol.1 喜多の華酒造

生酒(日本酒)と新鮮鮮魚をウリに郡山市で居食屋を営業。
せっかく、生酒(日本酒)をウリにするならやっぱり、「蔵元」を知らなきゃ!という事で、本当のお酒の良さを知る旅に出ます!

笹の川酒造さんからのご紹介!!

第一回目でお世話になりました、笹の川酒造さんのご紹介で、今回は福島県喜多方市にある喜多の華酒造さんに行ってきました!

大正8年創業。2019年には創業100周年を迎えましたが、酒蔵としては喜多方市では一番若い蔵なのだそう!「喜多の華」という名は酒のまち喜多方で一番を目指す事と、皆様に喜び多くすばらしい事(華)がある様に、との願いが込められているそうです。素敵な名前!

3人で星マークを作ってみた!「星りえ」さんと、うちの会社の名前は「星麺」。星つながりだって事で、思いついたポーズ!

▲いわさわ女将
レイコ(左)
日本酒に囲まれて幸せ♡
増え続ける日本酒リスト。

▲喜多の華酒造場
4代目蔵元
星里英(りえ)さん(中央)
笑顔が眩しい!

名物! 酒塾

暖簾に大きく「酒塾」!
木の棒を持ったコワモテの男性が現れ、蔵の中を案内してくださるとの事…。え、ビシバシ系?ちょっと怖い!と思ったら、この方が3代目蔵元、社長の星敬志さん。笑うと笑顔が素敵な、とーっても気さくな方でした!

(あれ…?4代目蔵元のりえさんも、同じ印象でした!やはり、親子!似ている!)

長年、酒造りの体験や酒蔵見学を積極的に受け入れており、「酒造りをより深く知ってもらいたい」「来たときよりも、酒を語りたくなるように」という思いから、「酒塾」と命名。
往年のファンの方も多くいるようで、「酒塾」自体が喜多の華の名物になっています!

※酒塾は予約制。興味のある方は是非!

▲喜多方で唯一、仕込全量のお酒を槽(ふね)で搾っています。

▲和釜で米を蒸します。

りえさんの8年目
8★エイトスター!

毎年人気の☆シリーズ。喜多の華、純米吟醸。五百万石とタカネミノリの組み合わせ、無濾過生原酒です。写真のラベルをご覧ください。

星マークを数えると…8個あります!4代目蔵元の星里英さんが、2013年より杜氏として酒造りに携わって今年で8年。だから、☆8なんだそう!通称エイトスター。昨年はもちろん、セブンスター。年ごとに星マークが増えていきます。
りえさんに酒造りの思い、こだわりを聞いてみると、地元の米、水、酵母、人と共に昔ながらの手造りにこだわり、小さなタンクで少量を丁寧に心を込めて醸しています。との事。地元の酒屋さんからは、「りえちゃん」と呼ばれ親しまれており、とっても気さくで笑顔が素敵な女性です。
さっそく飲んでみると、りえさんの人柄がお酒の味となって現れているかのよう。しっかりした甘みの中にも酸を感じ、ベタ甘でなく、キレもあってバランスが良い!喉越しも綺麗で余韻にうっすら苦みが残るのも心地良く、飲み飽きしない感じ。ほっとする素朴さで、濃い味料理にも相性抜群!

アーティストワンカップ

かわいいデザインのワンカップ! 電球じゃないですよ、アートです。輪廻転生をイメージしているのだとか。画家「朱のべん」氏デザインX喜多の華酒造のコンビで、中身を色々入れ変えてワンカップをリリースしています。

会津の酒屋、植木屋商店さん企画。会津にゆかりのあるアーティストがカップをデザインし、様々な蔵元とタッグを組んで展開していくワンカップのシリーズ。日本酒ファンも納得のスペックで、日本酒に馴染みのない方にもアプローチしていく取り組みです。この時代にも合っている!テイクアウトのコーヒーの様に手軽に!?やって頂ければ幸いとの事。飲み終わった後の用途も様々、アート作品を気軽に使えそう!

朱のべん / SYUNOVEN
1980年会津若松生まれ。近年は主に、渦巻き・ループ・螺旋が絡み合う『ぼっち』と自らが呼ぶシンボルを基に作品を展開。気になる方はインスタをチェック!
http://www.instagram.com/syunoven

【今回ご協力頂いた蔵元】

合資会社 喜多の華酒造場

〒966-0862
福島県喜多方市字前田4924
TEL/FAX : 0241-22-0268

URL:http://www.kitano87.jp